認知症と昼夜逆転 | 認知症・昼夜逆転・夜間せん妄

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認知症と昼夜逆転

認知症と昼夜逆転認知症は、初期症状で治療することができれば、症状の進行を遅らせることのできる病気です。そのためにも、軽症の人が孤立することなく、症状の進行に合わせてともに歩んでくれる支援者がいることが悪化予防のためには不可欠だと言われます。

認知症の方の生活を穏やかにしてあげようと、一人でそっとさせておくことは逆効果で、適度な刺激が無くなると認知症 昼夜逆転生活になることもあり、気持ちにハリもなくなり、やがて意欲が衰えて気力がなくなりがちになります。

認知症の方の昼夜逆転とは、昼に眠くなって夜は目がパッチリと覚めてしまう状態が多いです。また、夕食後直ぐに寝てしまい、夜中に覚醒してしまう場合もあります。認知症の患者さんの介護にあたっている方は、自分自身の生活リズムと本人のリズムが大きく異なるため介護負担は極端に大きくなり、ストレスも溜まることになります。

認知症で昼夜逆転の症状があらわれると、介護者は昼間の生活に加え深夜まで介護をしなければならなくなります。介護者がその介護をするために寝ることができないと、その介護が破綻するまでの日数は平均すると7日といわれています。

本人や家族に在宅介護を続ける意志があったとしても、認知症による昼夜逆転などの問題を抱えつつ、認知症をケアするのには、家族以外に介護に関わる人手が不可欠です。在宅で認知症の人一人を支えるためには、平均して2.5人程度の人手が必要といわれ、特に認知症による昼夜逆転になってしまった方の場合は、到底一人で介護することはできません。

認知症の昼夜逆転の治し方: 光療法

このような事態を避けるためには、大変なことではありますが、認知症は病気であり、人に因り症状により経過が異なることを正しく理解してあげることが必要です。認知症による昼夜逆転を防ぐためには、昼間は本人の話に耳を傾けたり、軽い運動を一緒に楽しんでやるなど、昼夜のメリハリを大きくするように過ごさせてあげることが大事です。デイサービスなどを利用してできるだけ外に連れ出して多くの人と会う機会を持ったり、日常のことでも患者ができそうなことがあれば一緒に行うなどをして、患者が孤独を感じないよう、毎日生き生きと楽しく生活できるようにしてあげることが重要です。

さらに、積極的に昼夜のメリハリをつける有効な方法として光療法が上げられます。光療法は強い光で脳を刺激して、生体リズムを整える働きをするので、睡眠のリズムを改善するだけではなく、ホルモンの分泌、代謝のリズムなど、身体全体のリズムを整えて良い状態に向かうよう働きかけます。

光療法の事例や文献等を右側のメニューに多数紹介しておりますので、是非ご一読いただければと思います。

認知症患者の昼夜逆転・せん妄・介護

コラム:

          

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